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| かぜは、そのほとんどが病原微生物の呼吸器への感染でおこる病気ですが、原因の種類に関係なく、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・のどの痛み・咳・痰などに加え、発熱・頭痛・全身倦怠感・食欲不振などの全身症状(時に、嘔吐や下痢などの胃腸症状)を伴うと言う点では共通しているので、一括してかぜ症候群(色々な原因でいくつかの症状が集まり、ある特徴的な病像が作られるものを症候群と呼びます)と取り扱われます。かぜ症候群は、日常診療の場では最もありふれた疾患(年間一人あたりの平均罹患回数は5〜6回と言われています)であるためでしょ |
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| うか、万病の元といわれながらも軽く見られがちです。しかしこじらすと不愉快な症状が続くだけでなく、二次的に気管支炎や肺炎などを起こし、時に重篤な状態になることもよく知られています。特に乳幼児や老人、種々の慢性疾患をお持ちの方は注意が必要です。 |
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| いくつかの徴候や症状がまとまって同時に、または相前後して連続的に現れる場合、そしてそれによって「特徴あるある病像」が形成される際に使用される呼称。語源的にはrunning togetherを意味し、concurrenceに該当されるものとされるが、医学では、「病状の集合」、すなわち疾患(disease)の経過に伴った徴候(sign)や症状(synptom)の集合を意味し、疾患の病状を構成するものとされている。 (日本臨床 広範囲 症候群辞典より) |
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| 右のグラフに示すように、かぜの原因の多く(80〜90%)はウイルスですが、なんと200種類以上もあり、ウイルスの種類により症状に若干の特徴が見られます。しかし、その症状特徴だけでは、ウイルスを完全に特定する事はできず、ウイルスの培養検査をしても結果がわかる頃には病気も治ってしまうため、日常臨床の場で原因を特定することはあまり行われていません。インフルエンザAなどごく一部のウ |
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| イルスについては、短時間で結果がでる検査キットが発売されています。 |
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| ■ウイルス |
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| 種類 |
型 |
特徴 |
| インフルエンザウイルス |
A・B・C |
インフルエンザ |
| パラインフルエンザウイルス |
4型 |
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| RSウイルス |
1型 |
細気管支炎(乳児) |
| アデノウイスルス |
42型 |
高熱を伴う咽頭扁桃炎(3型)、時に重症肺炎・脳炎(7型)、咽頭結膜熱、感冒性胃腸炎 |
| ライノウイルス |
110型以上 |
鼻かぜの50%をしめる |
| コクサッキーウイルスA群 |
23型 |
ヘルパンギーナ、手足口病、無菌性髄膜炎、全身発疹症 |
| コクサッキーウイルスB群 |
6型 |
無菌性髄膜炎、全身発疹症 |
| エコーウイルス |
31型 |
無菌性髄膜炎、全身発疹症 |
| コロナウイルス |
2型以上 |
普通感冒、鼻かぜの15%をしめる |
| レオウイルス |
3型 |
乳児嘔吐下痢症(ロタ) |
| 単純ヘルペスウイルス |
2型 |
アフタ性口内炎(乳児) |
| EBウイルス |
1型 |
伝染性単核症 |
| 種類 |
型 |
特徴 |
| 細菌 |
各種 |
急性扁桃炎、気管支炎、肺炎など |
| クラミジア |
1 |
気管支炎、肺炎など |
| マイコプラズマ |
1 |
異型肺炎などの原因となる |
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