上六ッ川内科クリニック・内科・小児科・呼吸器科

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肥満症とは単に体重が多いということではなく体脂肪が過剰にある状態を意味します。今までも肥満症が健康に対して様々な弊害があるということが言われてきましたがその関係は漠然としたものでした。最近の研究でこの体脂肪の過剰状態は皮下脂肪の過剰と内臓脂肪の過剰とに分類され、内臓脂肪の過剰が動脈硬化症に対する様々な危険因子を作り出しているということが明らかになってきました。動脈硬化症コレステロール、喫煙などはそれだけで大きな危険因子ですが、それに加え内臓脂肪過剰
状態が存在すると血糖や血圧また中性脂肪がすこしだけ高いだけでも動脈硬化が進行するということが明らかになり、それを予防しようということでメタボリックシンドロームという概念が作られました。
自分がどのくらい肥満しているのかを知るには、まず、ボディマスインデックス(Body Mass Index:BMI)を計算しましょう。BMIとは身長と体重から計算した肥満度の指標の一つで右の式で求めます。統計上BMIが22の人が病気になりにくく死亡率がひくいことが知られていますのでBMI=22のときの体重を理想体重または標準体重とします。その体重に対してあなたの体重が何%オーバーしているかということで肥満しているかを判定します。
実際に体内の脂肪の蓄積量をはかるにはどうすればよいのでしょうか?
体密度法 大きな水槽の中に身体を沈め浮力から体内の脂肪量を推測
皮下脂肪測定 肩甲骨下端部や腕の皮下脂肪つまんで皮下脂肪量を推測する方法
CTによる測定 内臓脂肪量などが正確に定量ができます。但しX線被爆が伴います
体脂肪計 最近、身体のインピーダンス(身体の抵抗量)を計りその結果、体内脂肪量を類推する方法が開発され一般的になりつつあります。しかし、家庭用の簡易型は誤差も大きくあくまでもひとつの目安でしかありませんので数字に一喜一憂はしないでください。
体脂肪率の正常値 体脂肪率の肥満の基準
男性 14〜20%(30歳以下)17〜23%(30歳以上) 男性 25%以上
女性 17〜24%(30歳以下)20〜27%(30歳以上) 女性 30%以上
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