リウマチと遺伝

監修: 三島 渉(医学博士、横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック理事長)
呼吸器学会専門医/禁煙学会専門医/アレルギー学会専門医/内科学会認定医
医療法人社団ファミリーメディカル理事長

近年の遺伝子研究の結果、リウマチの発症原因の約40%は遺伝子が原因だと分かっています。

ただし、普通の方が想像するような、いわゆる遺伝病ではありません。

母親がリウマチだからといって、必ずリウマチになるわけではありませんが、一般女性のリウマチ発症を200人に1人と考えた場合、身内にリウマチがいる方の発症率は、100人に1人ぐらいにあがります。

また、普通の遺伝病(たとえば遺伝性筋ジストロフィーなど)は数万ある内の、たった一つの遺伝子で決まるのに対して、リウマチの場合はおそらくは10以上の複数の遺伝子の組み合わせで発症すると考えられています。

ですが、遺伝的要因があっても、それだけの理由で発病するわけではありません。

発病には、ウィルス感染やストレス、出産などのいろいろな環境因子も関係してきますので、遺伝が発病の決定的な要因とはいえないのです。

健康な人でも、HLA‐DR4遺伝子を持っている人が現実に存在します。

逆に、親から正常な遺伝子を受け継いだ子でも、ウィルスに感染して遺伝子が傷つけられたりすれば、関節リウマチになることもあるのです。

手がこわばる、関節が痛いなど、リウマチかな?と不安がありましたらリウマチの専門医の受診をおすすめいたします。

監修者プロフィール

三島 渉 (医学博士、横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック理事長)
呼吸器学会専門医/内科学会認定医/禁煙学会専門医/アレルギー学会専門医
医療法人社団ファミリーメディカル理事長

平成9年横浜市立大学医学部卒業。呼吸器内科専門医として活躍する一方、現代医学の限界を痛感。医学研究による解決を目指し、横浜市立大学大学院入学。分子細胞生物学を専門として、がん転移に関連する細胞機能の研究を行い、平成17年医学博士取得。

その後再び臨床の現場に戻るも、症状がひどくなってからでないと来院してもらえない医療の世界の構造的な問題を認識。

「症状がまだ軽いうちに気軽にかかってもらえるクリニックをつくろう」と決意し、平成19年横浜市南区に呼吸器内科専門の「上六ツ川内科クリニック」を開院。病気が進行すると改善が難しい呼吸疾患の早期発見・早期治療の重要性を伝えている。

現在、毎月500人以上の喘息患者と100名以上のCOPD患者を診療。禁煙治療にも力を注ぎ、呼吸器疾患で苦しむ人のいない社会の実現を目指している。年間約100名の禁煙指導を行い、84.6%の禁煙成功率を達成している。

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