禁煙すればご飯がおいしくなる!

監修: 三島 渉(医学博士、横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック理事長)
呼吸器学会専門医/禁煙学会専門医/アレルギー学会専門医/内科学会認定医
医療法人社団ファミリーメディカル理事長

先日このような質問を頂きました。

「禁煙でご飯が美味しくなるってホント?」

答えは迷わず「YES!」です

 

そこで今日は、
「禁煙でご飯が美味しくなる理由」についてお話ししたいと思います

タバコに含まれるニコチンは、舌にある味を感じる器官である
「味雷」の働きを低下させ、感度を鈍らせてしまいます。

味雷は新陳代謝が早い器官で、禁煙してから3週間ほどで、
喫煙中よりも物の味を感じられるようになります。

味覚は年齢を重ねるにつれて鈍くなるものですが、

近年、若い人たちの間でも物の味がわからなくなる
「味覚障害」が増えています。

喫煙による味覚の減退は、禁煙すれば元に戻るものですが、
亜鉛不足などが原因の場合は、味蕾の再生がうまくいかず、
味覚が戻らなくなる可能性もあります。

もし「味を感じない」「物の味が変だ」と思ったときには、

「タバコを吸っているからだろう」で片付けず、
すぐに禁煙しましょう。

禁煙をして食べ物を美味しく感じるのは、
味覚の働きだけによるものではありません。

味覚には臭覚の働きも大きく影響します。

目を閉じ、鼻をつまんでフルーツキャンディーを舐めると、
何の果物の味かわからなくなってしまいます。

(試してみてください☆)

タバコを吸っていると、煙などで鼻の粘膜が傷つき、嗅覚が鈍ります。

タバコを吸っている人が、自分の匂いに鈍くなるのもこれが原因です。

臭覚も味覚同様、禁煙によって回復することがわかっています。

どうですか?

せっかくおいしいものを食べているのにタバコのせいで
100%おいしい!と感じれないなんてもったいないですよね。

監修者プロフィール

三島 渉 (医学博士、横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック理事長)
呼吸器学会専門医/内科学会認定医/禁煙学会専門医/アレルギー学会専門医
医療法人社団ファミリーメディカル理事長

平成9年横浜市立大学医学部卒業。呼吸器内科専門医として活躍する一方、現代医学の限界を痛感。医学研究による解決を目指し、横浜市立大学大学院入学。分子細胞生物学を専門として、がん転移に関連する細胞機能の研究を行い、平成17年医学博士取得。

その後再び臨床の現場に戻るも、症状がひどくなってからでないと来院してもらえない医療の世界の構造的な問題を認識。

「症状がまだ軽いうちに気軽にかかってもらえるクリニックをつくろう」と決意し、平成19年横浜市南区に呼吸器内科専門の「上六ツ川内科クリニック」を開院。病気が進行すると改善が難しい呼吸疾患の早期発見・早期治療の重要性を伝えている。

現在、毎月500人以上の喘息患者と100名以上のCOPD患者を診療。禁煙治療にも力を注ぎ、呼吸器疾患で苦しむ人のいない社会の実現を目指している。年間約100名の禁煙指導を行い、84.6%の禁煙成功率を達成している。

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