朝の喉の痛みを防ぐ3つの方法

監修: 三島 渉(医学博士、上六ツ川内科クリニック理事長)
呼吸器学会専門医/禁煙学会専門医/アレルギー学会専門医/内科学会認定医
医療法人社団ファミリーメディカル理事長

空気が乾燥するこの季節、朝起きてみると喉が痛かったり、咳が出たりすることはありませんか?

その原因は、睡眠中に口から乾燥した空気を取り込んでしまっていることにあります。

鼻からしっかり呼吸ができていれば、空気は副鼻腔を通過する間に温められ、適度な湿度になって気管に入っていきます。

しかし寝ている間に無意識に口を開けて呼吸をしてしまっていると、乾燥した空気がそのまま気管に入ることになり、気管粘膜が乾燥し、喉が痛くなったり咳が出たりします。

朝まで口を閉じていられたら、それが一番いいのですが、眠っている間のことはどうにもなりませんよね。

そこで、朝の喉の痛みや咳を防ぐ方法をご紹介します。

エアコンを使わない

エアコンは空気を乾燥させるので、できるだけ使用しないことをおすすめしますが、暖房はエアコンだけという方も多いと思います。

その場合、運転中は加湿器を併用し、寝る前までに止めて、一度窓を開けて乾燥した空気を入れ替えます。他の暖房器具を検討できる場合は、空気の乾燥を招かないガスファンヒーターがおすすめです。

身近なもので加湿する

洗濯物を干す

冬場は部屋干しにする機会も多くなりますよね、夜間に寝室に干すことができればそれで加湿になります。難しければ、濡れたタオルを干すだけでも効果があります。

浴室のドアを開けておく

寝室と浴室が近い場所にある場合は、これもお手軽な方法ですね。バスタブのふたも開けておきましょう。

お湯を沸かす

普段は電気ポットでお湯を沸かしている方も、乾燥が気になる季節はヤカンでお湯を沸かすようにすれば、蒸気で加湿ができます。鍋料理も加湿にはおすすめです。

マスクは昼だけではなく、就寝時にも活躍!

朝に咳が出ていても、出かける時にマスクをつけたら、いつの間にか止まっていた、という経験は多くの方がされていると思います。

呼気の中には、かなりの水蒸気が含まれているので、マスクをして自分の吐いた息を再吸入することで、喉や気管粘膜への加湿になっています。寝る時もマスクの活用はおすすめです。

まとめ

気道の乾燥はダメージとなってウイルスに感染しやすくなり、結果的に風邪を招きます。乾燥を防ぐことひとつとっても日々の中で大事な健康管理のひとつとなりますので、意識して冬を過ごしましょう。

監修者プロフィール

三島 渉 (医学博士、上六ツ川内科クリニック理事長)
呼吸器学会専門医/内科学会認定医/禁煙学会専門医/アレルギー学会専門医
医療法人社団ファミリーメディカル理事長

平成9年横浜市立大学医学部卒業。呼吸器内科専門医として活躍する一方、現代医学の限界を痛感。医学研究による解決を目指し、横浜市立大学大学院入学。分子細胞生物学を専門として、がん転移に関連する細胞機能の研究を行い、平成17年医学博士取得。

その後再び臨床の現場に戻るも、症状がひどくなってからでないと来院してもらえない医療の世界の構造的な問題を認識。

「症状がまだ軽いうちに気軽にかかってもらえるクリニックをつくろう」と決意し、平成19年横浜市南区に呼吸器内科専門の「上六ツ川内科クリニック」を開院。病気が進行すると改善が難しい呼吸疾患の早期発見・早期治療の重要性を伝えている。

現在、毎月500人以上の喘息患者と100名以上のCOPD患者を診療。禁煙治療にも力を注ぎ、呼吸器疾患で苦しむ人のいない社会の実現を目指している。年間約100名の禁煙指導を行い、84.6%の禁煙成功率を達成している。

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