まさか自分が高血圧だったなんて!!

監修: 三島 渉(医学博士、横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック理事長)
呼吸器学会専門医/禁煙学会専門医/アレルギー学会専門医/内科学会認定医
医療法人社団ファミリーメディカル理事長

テレビや雑誌本などで病気について特集しているとそれを
見てこう思ったことありませんか?
「自分に限ってまさかね!」

実際そう思って健診にもいかずいつのまにか手遅れ・・・
という人、実は少なくありません。

今日はよく耳にするけど実際、どのような病気なのかわからないという人が多い

高血圧についてお話ししたいと思います。

1.血圧とは?

血液は、全身に酸素や栄養を届けるポンプとして働く心臓によって運ばれます。

この時、血液によって血管にかかる圧力が「血圧」です。

では、高血圧とは?

遺伝や生活習慣などによって、心臓から送り出される血液の量がふえたり、血管が細く狭くなり血液の流れが悪くなることで、血圧が基準値よりも高くなる病気が「高血圧」です。
 

2.自覚症状は?

血圧が高くても、実は自覚症状はじめはあまり感じません。

人によっては
・肩こり
・頭痛
・めまい
・動悸
・息切れ
・むくみ

などを感じることもありますが、こうした症状は個人差があるので必ず現れるわけではありません。

なので、症状を感じなくても、血圧が基準値よりも高ければ、高血圧と診断されます。
 

3.高血圧が続くとどうなる?

高血圧が続くと、血管に大きな負担がかかり、全身のさまざまな血管に障害が起きて、合併症を引き起こす危険性が高くなります。
 

4.合併症とは?

高血圧による合併症・・・

・高血圧性心肥大
(こうけつあつせいしんひだい)

・うっ血性心不全
(うっけつせいしんふぜん)

・脳出血・脳梗塞
(のうこうそく)

・心筋梗塞・狭心症
(しんきんこうそく・きょうしんしょう)

・眼底網膜病変
(がんていもうまくびょうへん)

・高血圧性腎障害
(こうけつあつせいじんしょうがい)

があげられます。

これらの合併症は、命にかかわるものもありますので、血圧を適正な値で保つことによって合併症の発病を防ぐ必要があります。
 

5.どのように血圧を適正な値で保てばいい??

塩分を減らす
肥満を解消する
適度な運動を習慣にする

こと以外にも、高血圧予防のために気をつけてほしいことがあります。

☆できるだけ規則正しい生活を送る
⇒ 十分な睡眠をとると、夜に血圧を下がり、心臓や血管の負担を減らします。

☆100害あって1利なし!禁煙する!
⇒ タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、血圧を高くします。また、タバコは動脈硬化の原因ともなります。

☆ストレスをためないようにしましょう。
⇒ 仕事や人間関係などでストレスがかかると、血圧は高くなります。なるべく、ストレスをためない生活を心がけましょう。

☆定期的に血圧を測りましょう!
⇒ 市販の血圧計を使い、毎日、家庭で血圧を測ることによって、自分の血圧の状態がよく分かるようになります。
 

6.まとめ

高血圧は、多くの要因が重なってあらわれてくる症状なので一つでも要因を減らすことが、高血圧を下げていくことや予防につながります。

監修者プロフィール

三島 渉 (医学博士、横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック理事長)
呼吸器学会専門医/内科学会認定医/禁煙学会専門医/アレルギー学会専門医
医療法人社団ファミリーメディカル理事長

平成9年横浜市立大学医学部卒業。呼吸器内科専門医として活躍する一方、現代医学の限界を痛感。医学研究による解決を目指し、横浜市立大学大学院入学。分子細胞生物学を専門として、がん転移に関連する細胞機能の研究を行い、平成17年医学博士取得。

その後再び臨床の現場に戻るも、症状がひどくなってからでないと来院してもらえない医療の世界の構造的な問題を認識。

「症状がまだ軽いうちに気軽にかかってもらえるクリニックをつくろう」と決意し、平成19年横浜市南区に呼吸器内科専門の「上六ツ川内科クリニック」を開院。病気が進行すると改善が難しい呼吸疾患の早期発見・早期治療の重要性を伝えている。

現在、毎月500人以上の喘息患者と100名以上のCOPD患者を診療。禁煙治療にも力を注ぎ、呼吸器疾患で苦しむ人のいない社会の実現を目指している。年間約100名の禁煙指導を行い、84.6%の禁煙成功率を達成している。

電話番号のご案内 電話番号のご案内
当院の診察は完全予約制です
当院の診察は完全予約制です
アクセス
予防接種予約
WEB予約
よくある質問集
医師募集
スタッフ募集
治験に関するお問い合わせはこちら
糖尿病教室
当院の診察は完全予約制です
アクセス

記事のカテゴリー

横浜市南区六ツ川1-81 FHCビル2階