風邪予防は食事から!すぐできる5つのポイント

監修: 三島 渉(医学博士、上六ツ川内科クリニック理事長)
呼吸器学会専門医/禁煙学会専門医/アレルギー学会専門医/内科学会認定医
医療法人社団ファミリーメディカル理事長

風邪が流行る季節が始まりました。うがい・手洗いなどの生活習慣と共に、風邪予防には食事も大切です。しっかり栄養を摂って感染症に負けない身体づくりを心がけましょう。

まずはたんぱく質

たんぱく質は基礎体力をつけ抵抗力を高めてくれます。毎食一品は魚類、肉類、卵、大豆製品のいずれかを必ず食べるようにしましょう。
特に納豆は ムチンという粘り成分が、粘膜の表面を守ってくれ、風邪などの感染症に効果的です。

次にビタミンC

いちご、みかん、キウイフルーツ、ブロッコリー、ほうれん草、芋類などは、ビタミンCを多く含み、免疫力を高めてくれます。ビタミンCは水溶性ですから、切ってからはあまり洗い過ぎないようにしましょう。

※カリウムの摂取に制限がある人は控えましょう
いちごやみかんなどの果物は、毎日食べて欲しい良い食品ではあるのですが、果糖を多く含んでおりカリウムが上昇する原因となります。糖尿病の方、腎臓の悪い方、高齢の方は食べ過ぎないように注意してください。

そして野菜類

野菜は毎食食べて欲しい食品です。ほうれん草、人参、カボチャなど、色の濃い野菜(緑黄色野菜)はビタミンAを多く含み、喉や鼻などの粘膜をカバーし守ってくれます。

「毎食は難しいなぁ」と思われる方も多いかもしれませんが、毎食2品食べられていれば、1日に必要な350gを摂れているかと思いますので、毎食2品を目安に食事に取り入れましょう。

身体を温める食品も大切です

鍋、雑炊、おじや、うどん、スープなど身体が温まる料理に、消化を助ける働きや風邪予防に効果的なねぎ、にら、にんにく、玉ねぎ、生姜、唐辛子などを加えて食べましょう。身体が温まり、血液循環が良くなるほど、外敵と戦う免疫機能も高まります。ただし、のどが痛む時や胃腸の悪い時には刺激成分や辛味成分は控えて下さいね。

風邪をひいてしまった時の食事

熱がある時はたくさんのエネルギーが消費されるのでご飯、パン、麺をしっかり補給すること心がけて下さい。煮込みうどん、おかゆ、おじやなどで食べると良いでしょう。

胃腸機能も低下しやすくなるので、油もの、食物繊維の多い野菜は控えて、蒸し物、スープ煮、煮物など胃腸にやさしくなるように工夫しましょう。

食欲がない時は、果物や果汁からでも栄養補給を。ミネラルの補給も大切です。 野菜や果物のジュース、スポーツ飲料を上手に利用しましょう。

お腹を下した時は温かいもので水分補給を

下痢の症状がある場合は、大量の水分が失われるため、こまめな水分補給を心がけて下さい。温かい飲み物がおすすめです。
ミネラルの補給も大切です。 野菜や果物のジュース、スポーツ飲料を上手に利用しましょう。下痢の時は砂糖やミネラルが多いと、かえって治りにくくなりますので、飲み物選びには注意が必要です。

まとめ

風邪予防の基本は、「バランスの良い食事」「適度な運動」「休養」の3つを心がける事です。食事に気を配ると共に、身体を動かし、よく寝ることを心がけましょう。

監修者プロフィール

三島 渉 (医学博士、上六ツ川内科クリニック理事長)
呼吸器学会専門医/内科学会認定医/禁煙学会専門医/アレルギー学会専門医
医療法人社団ファミリーメディカル理事長

平成9年横浜市立大学医学部卒業。呼吸器内科専門医として活躍する一方、現代医学の限界を痛感。医学研究による解決を目指し、横浜市立大学大学院入学。分子細胞生物学を専門として、がん転移に関連する細胞機能の研究を行い、平成17年医学博士取得。

その後再び臨床の現場に戻るも、症状がひどくなってからでないと来院してもらえない医療の世界の構造的な問題を認識。

「症状がまだ軽いうちに気軽にかかってもらえるクリニックをつくろう」と決意し、平成19年横浜市南区に呼吸器内科専門の「上六ツ川内科クリニック」を開院。病気が進行すると改善が難しい呼吸疾患の早期発見・早期治療の重要性を伝えている。

現在、毎月500人以上の喘息患者と100名以上のCOPD患者を診療。禁煙治療にも力を注ぎ、呼吸器疾患で苦しむ人のいない社会の実現を目指している。年間約100名の禁煙指導を行い、84.6%の禁煙成功率を達成している。

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