糖尿病の食事に欠かせないキノコ

監修: 三島 渉(医学博士、上六ツ川内科クリニック理事長)
呼吸器学会専門医/禁煙学会専門医/アレルギー学会専門医/内科学会認定医
医療法人社団ファミリーメディカル理事長

秋は美味しい物が沢山!嬉しく、そして悩ましい季節です。

糖尿病の方の場合、秋の味覚で積極的に食べてほしい食材、それはそう「キノコ!」

ヘルシーなイメージはすでにあるかと思いますが、なぜそんなにキノコは身体にいいのでしょう?

キノコが健康にいい理由は3つあります。

1.キノコは食物繊維が豊富!

2.キノコはビタミンB類が豊富!

3.キノコはミネラルも豊富!

キノコは食物繊維が豊富

キノコに多く含まれる「水溶性食物繊維」は水に溶け、ゲル状になって胃の中にある食べ物を包み込み、糖質はもちろん、コレステロールや塩分の吸収を抑える働きがあります。

食事の時に最初に食べることによって、後から食べる食物の糖質の吸収を抑え、血糖値が上がりにくくなります。糖尿病の方に先に野菜を食べることを勧めるのは、この水溶性食物繊維の働きがあるからなのです。

キノコはビタミンB類が豊富!

キノコには、ビタミンB1、B2、ナイアシンなどのビタミンB群が、食品類のなかでは比較的多く含まれています。ビタミンBは糖質の代謝に関係するビタミンで、不足するとブドウ糖をうまく代謝できなくなり、血糖値が上昇しやすくなってしまう、糖尿病の方には重要な栄養素です。

キノコはミネラルが豊富!

キノコは多種類のミネラルを含んでいます。中でも亜鉛は、インスリンの分泌に関わりのあるホルモンで、糖尿病の人の尿には健康な人よりも多くの亜鉛が含まれているといいます。
キノコの中でも干し椎茸など、干したものに亜鉛は多く含まれます。

もっとキノコを楽しみましょう!

キノコの種類は60,000種を超えると言われています。その中で食用きのことされているのはおよそ200種類ほど。
60000種の中の200種と考えると少なく感じるかもしれませんが、よく見かけるきのこは数種類ですよね。そう思えば、まだまだたくさん食べたことのないキノコがあるのです。

この秋は、未知なるきのことの出会いを求めてキノコ狩りに出かけたり、スーパーで知らないキノコをみつけたら買ってみたりすると、より秋が楽しめるかもしれませんよ!

秋の味覚を楽しみながら、血糖値も上手にコントロールしましょう

監修者プロフィール

三島 渉 (医学博士、上六ツ川内科クリニック理事長)
呼吸器学会専門医/内科学会認定医/禁煙学会専門医/アレルギー学会専門医
医療法人社団ファミリーメディカル理事長

平成9年横浜市立大学医学部卒業。呼吸器内科専門医として活躍する一方、現代医学の限界を痛感。医学研究による解決を目指し、横浜市立大学大学院入学。分子細胞生物学を専門として、がん転移に関連する細胞機能の研究を行い、平成17年医学博士取得。

その後再び臨床の現場に戻るも、症状がひどくなってからでないと来院してもらえない医療の世界の構造的な問題を認識。

「症状がまだ軽いうちに気軽にかかってもらえるクリニックをつくろう」と決意し、平成19年横浜市南区に呼吸器内科専門の「上六ツ川内科クリニック」を開院。病気が進行すると改善が難しい呼吸疾患の早期発見・早期治療の重要性を伝えている。

現在、毎月500人以上の喘息患者と100名以上のCOPD患者を診療。禁煙治療にも力を注ぎ、呼吸器疾患で苦しむ人のいない社会の実現を目指している。年間約100名の禁煙指導を行い、84.6%の禁煙成功率を達成している。

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