
毎年やってくる花粉症シーズン。
鼻水にくしゃみ、目のかゆみ…。でも「いつから病院に行けば良いの?」と悩んでいる方、実は多いんです。
当院では、花粉症診療を単なるアレルギー性鼻炎の対症療法ではなく、患者様のQOL向上を目指した総合的アプローチの実践の場と位置づけています。
今回は、花粉症で病院を受診する目安について解説しながら、当院が花粉症で悩む患者様のQOL低下を防ぐために、どのようなアプローチを大切にしているかを紹介します。
1.花粉症はいつから病院に行くべき?医師が考える受診の目安

どんな些細な症状でも見逃さず、患者様と一緒に治療方針を考えていくことが、我々医師のあるべき姿です。
花粉症は放っておくと、想像以上に生活に影響します。
以下のような状態になっていたら要注意です。
✅チェックしてみてください✅
・仕事や勉強に集中できない
・頭がぼーっとして、いつもの半分も効率が上がらない
・夜、鼻づまりでぐっすり眠れない
これらの症状、「たかが花粉症」では済まされないサインです。
花粉症は、放置しても自然に良くなることはほとんどありません。むしろ、症状が軽いうちに治療を始めた方が、花粉シーズンをずっと楽に過ごせます。
患者様の快適な日常生活をサポートするためには、医師による早期介入が不可欠だと考えています。
どんなに些細な症状でもご相談ください。
「我慢」が一番よくない理由
「市販薬とマスクでなんとか乗り切ろう」と頑張っている方は少なくありません。
しかし、その我慢は逆効果かもしれません。
花粉症を放置すると、副鼻腔炎や結膜炎、場合によっては喘息を引き起こすリスクがあります。
さらに、くしゃみや鼻水で集中力が下がって仕事の効率が落ちるのは、医学的にも証明されているんです。
症状が悪化してから治療を始めると、治るまでにも時間がかかります。「少しくらい大丈夫」と思わず、早めに相談してください。
2.「花粉症で病院に行くのは大げさ?」と迷う患者様へ

医師とは、患者様が悩んでいる症状を良くするためにどのようなアプローチをすべきかを、患者様と一緒に考えていく職業だと、我々は考えています。
当院にも「こんなことで来ちゃって申し訳ないんですけど…」と遠慮がちに受診される方がいらっしゃいます。
しかし、花粉症で困っているなら、遠慮は要りません。
周りの人には「鼻水くらいで?」と思われるかもしれません。
でも、人前に出るのが憂鬱になったり、頭がぼんやりして仕事にならなかったりするのは、決して大げさではありません。
適切な治療を受ければ、症状はぐっと楽になります。
つらい季節を少しでも快適に過ごすために、遠慮せず花粉症の専門医師のいる病院に受診しましょう。
3.医療現場で行われている花粉症診療のリアル

花粉症診療において当院が大切にしているのは、「患者様のお話をじっくり聞く」ということです。
鼻の症状が強いのか、目の症状がつらいのか、それぞれで効果的な治療法が変わります。
たとえば鼻づまりがひどい方には抗ヒスタミン薬の飲み薬やステロイドの点鼻薬を、目のかゆみには点眼薬をお出しするなど、症状に合わせて調整します。
生活スタイルも考慮します
・車の運転が多い方には眠くなりにくい薬を
・妊娠中の方には安全性の高い薬を
・「昼間は絶対眠くなりたくない」といったご要望にも対応
抗ヒスタミン薬だけでも種類がたくさんあって、中には眠くなるものや、妊娠中に使用できないものがあります。
当院は、薬の特性やリスクを踏まえて、患者様にとって適切な治療法を選択し、快適な日常生活をサポートしています。
4.花粉症シーズンに医師が大切にしていること

花粉症は毎年繰り返す病気です。
だから、その場しのぎではなく長期的な視点で考えることが重要なんです。
症状が重い方には、花粉が飛ぶ前から予防的に薬を始める「初期療法」や、根本から体質改善を目指す「アレルゲン免疫療法」もご提案しています。
免疫療法は数年かかりますが、根本的な改善につながる方法です。
そして何より、患者様とのコミュニケーションを大切にしています。
「何に一番困っていますか?」「どんな生活を送りたいですか?」といった患者様のお気持ちに耳を傾けて、一緒に治療方針を考えていくことが、当院のやり方です。
花粉症は症状がすぐに良くなる病気ではないので、治療に疑問や不満を感じる方もいらっしゃいます。
だからこそ、一緒に考えて、しっかり説明して、納得していただける信頼関係が大事なんです。
私たちは、患者様が些細なことでも気軽に相談できる病院づくりを心がけています。
5.チーム医療で支える花粉症診療(医療法人の強み)
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当院では、医師だけでなく看護師、管理栄養士、受付スタッフまで、みんなでチームを組んで患者様をサポートしています。
診察前の問診票チェックやアレルギー検査は看護師がサポート。
必要に応じて血液検査で原因花粉を特定したり、呼吸機能を調べたりする際も、スタッフがスムーズに連携します。
受付も予約調整や問診票の準備で、待ち時間を減らす工夫をしています。
特に力を入れているのが栄養サポートです。
花粉症などのアレルギーは、実は食生活や体質とも深く関係しているんです。
当院では管理栄養士が患者様と面談して、食習慣をお聞きしながら、必要な栄養素や改善点をアドバイスしています。
栄養療法で体質から改善を図り、花粉症症状を軽くしたり、薬に頼りすぎない健康づくりを目指せるのが当院の特徴です。
実際に、当院の栄養指導を受けた患者様の約94%が「受けてよかった」と回答しています。
◆“泣けるくらい、いい会社”に選ばれた当院が大切にしている「働く意味」とは>>
6.医師として、ファミリーメディカルで花粉症診療に関わるということ

当院で働く私たちにとって、最大の魅力は地域で最先端の医療を提供できる環境です。
クリニックでありながら大学病院並みの検査機器を備えていて、専門性の高い診療を外来で完結できます。
「花粉症なのか風邪なのかわからない」という患者様にも、しっかり検査して正確に診断でき、地域の身近な場所で高度な医療に貢献できることに、大きなやりがいを感じています。
また、スタッフは平均年齢27歳と若く、毎月3,000人以上の患者様が来院され、症例も豊富なので、若手の方もどんどん経験を積んでいけるんです。
みんなで協力し合いながら働きやすい環境があり、患者様だけでなく働く人も幸せにするという風土があります。
だからこそ、一人ひとりの患者様にじっくり向き合う診療ができるんです。
◆「医師の転職」生活に寄り添う医療を実現できる働き方とは?>>
7.まとめ
花粉症で悩んでいる方、「病院に行くほどじゃない」なんて思わないでください。つらい症状を我慢する必要はありません。
つらい症状で悩んでいる患者様の、「病院へいこう」という判断に寄り添い、支えることが医師の役割です。
悩まず、お気軽に受診してください。
また、患者様に寄り添った医療を実践したい医師の方も、ぜひ当院までご連絡ください。
一緒に地域の患者様を支えながら、やりがいを実感できる環境がここにあります。