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介護福祉士資格が転職に有利になる理由とは?

最終更新日 2024.11.29


日本の少子高齢化が進む中で介護施設が増えており、介護の現場では介護福祉士の需要が高まっています。

介護についての知識・技術がある為、現場では必要不可欠な存在です。

介護福祉士の資格があることで、就職、転職に有利になることや、資格があることでどのようなキャリアの可能性が広がるのか、詳しく解説します。

1.介護福祉士資格とは?


介護福祉士は、日本で唯一の国家資格として認められた介護の専門職です。

この資格があることで、介護職としての知識や技術が一定の基準を満たしていることが証明され、施設や訪問介護、さまざまな介護の現場で求められる人材となります。

介護福祉士の受験資格には3つのルートがあり、養成施設ルート、福祉系高校ルート、実務経験ルートです。

養成施設ルートは高等学校を卒業し、介護福祉士養成施設の2年以上通うパターンと、福祉系大学、社会福祉士養成施設、保育士養成施設から介護福祉士養成施設に通うパターンがあります。

福祉士系高校ルートは入学年数によって必要な単位が変わってきます。

特例の福祉系高校もあり、文部科学大臣や厚生労働大臣が指定した特例高等学校を卒業し、従業期間9ヶ月以上、従事日数135日以上を満たした場合に、介護福祉士の国家資格を受験できるという制度もあります。

学校や養成施設で学ばなくても実務経験を経て、資格の取得に挑戦できるのが実務経験ルートです。

実務経験3年以上で、実務者研修をおこなうことで介護福祉士の受験資格が得られます。

実務経験研修とは、より質の高い介護サービスを提供するために、実践的な知識と技術の習得が目的です。介護職員として働くうえで必要な介護過程の展開や認知症等について学ぶことができ、介護の専門家としての知識とスキルを高めることができます。

実務者研修は、学習が必要な科目の多くが自宅で学習ができます。通学日数は7日で、働きながら受講する方が多いため、無理なく修了ができるカリキュラムとなっています。

2.介護福祉士の資格が求人で有利な理由


介護福祉士の資格が求人で有利とされるのには、以下のような理由があります。

2-1.専門知識とスキルの証明

介護福祉士は国家資格であるため、介護に関して知識や技術が一定のレベルは満たしていると証明されます。

介護の現場では、知識や技術が必要不可欠です。資格を持つことは、信頼性が高まることにも繋がるので、採用側も即戦力としての評価をすることができます。

2-2.キャリアアップや給料面でのメリット

介護福祉士の資格があることで、キャリアアップへと繋がるきっかけにもなります。

リーダーや責任者、施設長などの管理職へも夢ではありません。そして、資格があることで資格手当、昇給などで優遇される場合があり、給料面でのメリットも期待できます。

2-3.多様な就職先と求人の安定

介護福祉士の資格があることで、就職先の幅も広がることが見込まれます。

例として、特別養護老人ホームやデイサービス、訪問介護、介護施設を運用する企業なども挙げられます。少子高齢化が進む中で、介護福祉士は今後も需要は増え続ける職種だと考えれ、将来性もある職業です。

2-4.利用者や家族からの信頼性が向上

資格があると、知識や技術があるとみなされ、利用者その家族からの信頼性は向上します。

利用者やその家族にとって、適切な介護を受けることは安心して施設を利用できることにも繋がります。

3.介護福祉士の資格を取得するメリット


資格取得による求人での有利さだけでなく、介護福祉士資格を取得することには様々なメリットがあります。

3-1.仕事へのやりがいと自己成長

介護福祉士として勤務することで、多く挙げられるやりがいを感じることは「感謝されたとき」です。

利用者やその家族からの感謝されるということは、介護福祉士の活力にも繋がります。そして、利用者の快復を近くで感じることができます。喜びを一緒に感じることのできる瞬間と言えるでしょう。

資格取得のために学んだ知識や技術を発揮することで、現場での自己成長にも繋がります。自己成長することは、幅広い利用者にあったケアを提供することができるようになったことであり、これが自信となり成長していく事ができます。

3-2.スキルの向上と業務範囲の拡大

介護福祉士は介護のみが仕事ではありません。

利用者の自立支援やリハビリ、介護計画の作成など専門的な役割も務めます。そして、利用者やその家族とのコミュニケーションはもちろんですが、施設を一緒に運営しているスタッフともコミュニケーションが必要ですので、コミュニケーションスキルの向上も必要不可欠です。

3-3.法的に必要な業務ができる

介護福祉士の資格を持つことで、法的に必要とされる業務や判断が可能になります。

例えば、医師の指示のもとに行う医療ケアや特定の介護業務を行う際に、資格があることで安心して業務に取り組むことができ、介護現場での役割も広がります。

4.介護福祉士の求人を探すポイント


介護福祉士の資格を活かして求人を探す際には、以下のポイントに注意すると自分に合った職場を見つけやすくなります。

4-1.自分の希望に合った施設形態や職場環境を選ぶ

介護福祉士が活躍する場は、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、訪問介護事業所、デイサービスなどの高齢者施設があります。他には障がい者施設や病院、医療・福祉の現場で働く方もいます。福祉関係の一般企業で働くことも可能です。

どのような介護形態で働きたいかが重要です。

また、職場環境やスタッフの雰囲気、労働条件も確認し、希望に近い職場を選択することで、長期的に働きやすい職場を見つけることにも繋がります。

4-2.給料や福利厚生、資格手当を確認する

資格を活かして働く場合、給料や福利厚生、資格の手当の有無も確認が必要です。

また、夜勤で働く場合は夜勤手当、残業手当、賞与も確認し、希望にあった職場選びが重要です。

4-3.キャリアパスや研修制度が充実しているか

介護福祉士の資格を持ってると、キャリアアップの可能性は広がります。

施設によっては、さらにスキルアップを目指すための研修制度や、管理職へのキャリアパスが整っている職場もあります。

長期的に成長し続けたいと考える人、管理職を目指しているひとなどは、キャリアパスや研修制度の充実度も重要視してください。

5.介護福祉士としてのキャリアの可能性


介護福祉士は、資格を活かしてさらにキャリアを発展させることができます。

以下は介護福祉士の資格を持つことで目指せるキャリアパスの例です。

5-1.介護リーダーやサービス提供責任者

介護福祉士として経験を積むことで、チームをまとめるリーダーやサービス提供責任者としての役割が期待されます。

これらの役職では、利用者やその家族との連絡調整やスタッフの教育なども担当し、組織の運営に関わるスキルを磨けます。

5-2.ケアマネージャー(介護支援専門員)

ケアマネージャーは利用者の相談を受け、ケアプランの作成、住居サービス事業者との連絡調整、入所を必要とする場合の介護保険施設の紹介などをおこないます。

介護福祉士の経験があることで、利用者のニーズに合わせた介護計画を立てやすくなります。

5-3.施設の管理職への道

施設によっては、介護福祉士が管理職や施設長として働く道もあります。

資格があることは大きなポイントではありますが、管理職は人柄やマネジメント能力も同時に求められます。

6.まとめ

介護福祉士の資格があると、スキル向上、業務の範囲が幅広くなり、やりがいや自己成長もより感じることができます。

又、介護福祉士は国家資格であり、専門知識を持っていると認められているため、即戦力としても評価され、キャリアアップのチャンスも広がります。

この度、当院でも12月にデイサービス「ブルーミングケア横浜小机」が開業します。もちろん、こちらのデイサービスでも介護福祉士として活躍できる場が整っています。

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