
今回は、当法人で活躍するMさんにインタビューを実施しました。
Mさんは現在、デイサービスでの業務を中心に、クリニック業務や経営に関わる業務にも携わっています。
介護業界に興味はあるものの、「デイサービスってどんな職場なんだろう」「新卒でも安心して働けるのかな」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、未経験で介護の仕事に挑戦したMさんに、実際に働いてみて分かったこと、利用者様との関わり、そして入職3か月で感じた成長について、率直なお話を伺いました。
これから介護業界を目指す皆さんに、デイサービスのリアルな魅力や職場の雰囲気が少しでも伝われば嬉しいです。
1.働いて初めて知ったデイサービスのリアル

入職前に抱いていた職場のイメージと、実際に働いてみて感じたことは違っていたと話すMさん。
ここでは、働き始めて初めて気付いたデイサービスの魅力や、未経験だからこそ感じた不安、大変だった出来事について伺いました。
1-1.「暗そう」というイメージは、良い意味で変わった
―入職前と後で印象は変わりましたか?
「入職前は、介護の現場やデイサービスに対して、少し暗い雰囲気で大変そうというイメージがありました。
実際に家族が利用している施設などを見ても、スタッフの方が忙しそうだったり、少し疲れているような印象を持っていました。」
そのようなイメージを持っていたMさんですが、就職活動を進める中でInstagramを見たり、職場について調べたりすることで、少しずつ働くイメージを持てるようになったそうです。
「Instagramを見ると、ホームページや求人票だけでは分からないスタッフ同士の関わりや、利用者様との日常の様子が伝わってきました。
『こういう雰囲気の職場なんだ』と、働く姿をイメージするきっかけになりました。」
そして、実際に働き始めると、さらに良い意味で印象が変わったと話します。
「私が働いているデイサービスは全然違いました。スタッフの皆さんがとても明るく、利用者様とも笑顔で接していて、施設全体に活気があります。
デイサービス自体もまだ始まって間もないため、現場をみんなでつくっている途中ですが、その分スタッフ全員が一丸となって働いていて、とても働きやすい環境だと感じています。
また、20代のスタッフも複数いて、全体的に若い世代が多いことも、明るい雰囲気につながっていると思います。」
介護現場に対して抱いていたイメージは、実際に働くことで大きく変わりました。
利用者様もスタッフも笑顔が多く、お互いを支え合いながら働く姿こそ、Mさんが感じたデイサービスのリアルでした。
1-2.焦った出来事・大変だったこと
―働き始めて焦ったことや大変だったことはありますか?
「介護はまったく未経験だったので、最初は全部が初めてで、正直すべてが不安でした。
一番焦ったのは、利用者様が転倒しそうになった場面です。
身体機能が低下している方も多いため、一瞬気を抜くと転倒につながってしまいます。
一度、利用者様の腰が抜けて転びそうになったところを間一髪で支えられたことがあり、本当に焦りました。」
お昼の時間帯は特に忙しくなります。
「お昼ご飯の後は、お薬を飲んでいただいたり、歯磨きや口腔ケアをしたりと、一気にやることが増えます。
そんな時に複数の利用者様が同時に立ち上がることもあり、『あっちも、こっちも見なきゃ』と、自分の目も手も足りないと感じることが多く、大変だと思いました。」
経験を重ねることで少しずつ落ち着いて対応できるようになり、自信にもつながっているそうです。
2.利用者様との関わりが仕事のやりがいに

デイサービスの大きな魅力の一つは、利用者様と日々コミュニケーションを取りながら、信頼関係を築いていけることです。
利用者様からいただく何気ない一言や笑顔が、仕事へのやりがいや「また頑張ろう」という気持ちにつながっていると、Mさんは話します。
2-1.「あなたと話すと元気が出る」の一言が励みに
―仕事をしていて一番嬉しかったことは何ですか?
「利用者様と毎日直接関わる仕事なので、『あなたと話すと元気が出る』『いつも優しくしてくれてありがとう』と直接言っていただけることが、本当に嬉しいです。
その言葉をいただくたびに、この仕事をしていて良かったなと感じます。」
利用者様との何気ない会話や、一つひとつの関わりが信頼関係につながり、日々のやりがいになっています。
2-2.毎日の笑顔が仕事の原動力
「利用者様の中には、デイサービスへ行くと『来たよ』『今日いるんだね』『嬉しい』と笑顔をみせてくださる方もいます。
毎日直接関わる仕事だからこそ、そのような何気ない表情が大きなやりがいにつながっています。」
利用者様からいただく笑顔や温かい言葉は、毎日の仕事を頑張る原動力になっているのですね。
3.支え合える仲間がいるから成長できる

新しい環境では、誰でも不安や戸惑いを感じるものです。
Mさんも未経験からのスタートでしたが、困った時に自然と手を差し伸べてくれる先輩や仲間に支えられながら、一歩ずつ成長してきました。
ここでは、職場の雰囲気や成長を実感した瞬間、そしてこれからの目標について伺いました。
3-1.「家」のような安心感がある職場
―先輩や職場の雰囲気はいかがですか?
「介助の方法もすべてゼロからのスタートだったので、利用者様への対応で困っていると、呼んでいなくても先輩が気付いて自然に声を掛けてくださいました。
何もできなかった私に、一つひとつ丁寧に教えてくださり、本当に助けられました。
また、私が一番年下ということもあり、『大丈夫?』『休めてる?』と気に掛けてくださったり、休憩時間に飲み物を差し入れてくださることもあります。
外国籍のスタッフも一緒に働いていますが、その方にも自然に声を掛け合い、お互いに支え合っている姿を見て、とても温かい職場だと感じています。」
Mさんが感じたのは、「一人で悩まなくていい」という安心感でした。
分からないことがあれば自然と誰かが声を掛けてくれる。そんな支え合う文化が、この職場には根付いています。
3-2.この職場の好きなところ
―職場の好きなところを教えてください。
「好きなところは3つあります。
1つ目は、みんなが笑顔で働いているところ。
2つ目は、お互いを思いやり、助け合う文化があるところ。
3つ目は、とても活気があるところ。
利用者様と接するため、スタッフみんなが元気な声でコミュニケーションを取っていて、私自身も元気をもらっています。
職場を一言で表すなら『家』です。
利用者様ともスタッフ同士とも家族のような温かい関係があり、とても安心できる場所だと感じています。
小さなお子さんがいるスタッフも多く、学校行事や急なお休みがあっても『大丈夫だよ』とお互いに声を掛け合いながら助け合っています。
休みたい時や早退しなければならない時も相談しやすく、とても働きやすい職場です。」
3-3.入職して感じた成長とこれからの目標
―成長したこと、そして今後の目標を教えてください。
「最初は車椅子介助や入浴介助もまったく経験がありませんでしたが、今では一人で対応できることが増えました。
今では落ち着いて利用者様に対応できるようになり、自分自身の成長を実感しています。
現在はデイサービスだけでなく事務業務にも携わるようになり、現場と事務の両立にも挑戦しています。
まだ思うように進められないこともありますが、今後はどちらも並行して進められるよう、マルチタスクを身につけていきたいと思っています。」
4.就職活動中の皆さんへ

―最後に、就職活動中の学生へメッセージをお願いします。
「私は、就職活動らしい就職活動はあまりしていなかったので、『このままでいいのかな』という不安もありました。
また、介護の現場で働くことにも最初は抵抗があり、『自分にできるかな』と心配していました。
でも、実際に飛び込んでみると、思っていた以上に楽しいことがたくさんあり、『意外と何とかなる』ということを実感しました。
大学生の頃は、自分が本当に何をやりたいのか分からず、明確な目標もありませんでした。
それでも、仕事を始めてから新しい目標ややりがいが見つかることもあります。
やりたいことがまだ決まっていなくても大丈夫です。まずは一歩踏み出してみてください。」
5.まとめ
今回のインタビューを通して印象的だったのは、Mさんが何度も話していた「人とのつながり」の大切さでした。
利用者様からいただく「ありがとう」や「あなたと話すと元気が出る」という言葉、そして困った時には自然と手を差し伸べてくれる先輩や仲間たち。
その温かな環境が、Mさんの成長を支えています。
デイサービスでの現場経験だけでなく、クリニック業務や経営など幅広い分野にも挑戦できる環境があります。
「まずは一歩踏み出してみてください。」
Mさんからのこの言葉のように、新しい環境へ挑戦することで、自分でも気付かなかった可能性が広がるかもしれません。
デイサービスや介護の仕事に興味がある方はもちろん、幅広い経験を積みながら成長したい方も、ぜひ施設見学や採用ページをご覧ください。
皆さんとお会いできる日を、スタッフ一同楽しみにしています。