夏風邪の代表「ヘルパンギーナ」

監修: 三島 渉(医学博士、横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック理事長)
呼吸器学会専門医/禁煙学会専門医/アレルギー学会専門医/内科学会認定医
医療法人社団ファミリーメディカル理事長

こんにちは!
だんだん夏に近づいてきましたね。

夏に近づいてきたということは、毎年流行る乳幼児の風邪も多くなるということです。

その中から今日はヘルパンギーナについてお話ししたいと思います。

ヘルパンギーナとは

主に乳幼児や子供を対象として発症しやすいウイルス感染症で
いわゆる「夏かぜ」です。

毎年6月下旬あたりから8月中にかけて流行する特徴を持ちます。

ヘルパンギーナを発症すると、突然非常に高い高熱を発症するケースも多くあります。


夏になり、突然前触れもなく高熱を発症するようなケースではヘルパンギーナを発症している
可能性があります。

ヘルパンギーナの代表的な症状は口腔内を中心に水泡や強い炎症を発症し、食べ物を
食べる時に喉に強い痛みを伴うので刺激のないものをお勧めします。

口腔内を中心といいましたが上あご部分や咽頭部周辺に多く発症するというのが

一番の特徴と言えるかもしれません。

感染ルート

 

飛沫感染

感染している人の咳やくしゃみから出てきたウイルスを吸い込むことで感染。
 

接触感染

感染している人の咳・くしゃみ・便から出てきたウイルスを手で触ることで感染。
 

経口感染

手についたウイルスが、手や食品を通して口から入ることで感染。

 
感染を避けるためにはまず、感染している人との接触を避けることです。

そして流行時にはうがいや手洗いをしっかりしましょう。

突然の発熱や高熱のため、脱水症状になることがあるので気をつけましょう。

薄いお茶や牛乳などを少量ずつでよいので、頻繁に飲ませ脱水を予防してください。

飲まない場合は、氷をなめさせることで、少しずつ水分を取らせる方法も有効です。

ヘルパンギーナの潜伏期間は、一般的に2日~5日程度です。
(長くても1週間程度)

なので潜伏期間内に感染がわかるような自覚症状はほとんどない為、家族内で感染の有無を確認することは難しく発症後に感染がわかるケースがほとんどです。

また症状が収まってきても2週間~3週間以上の長期に渡り便からウイルスが検出されるケースが多いことも確認されております。

大人は、免疫力も体力も子供よりは強いのですが、かかってしまうと、39度を超える熱が出て、口内炎も辛い状態が長引くようです。

便などの処理をするときは2次感染を防ぐためにも手袋やマスクを着用することをお勧めします☆

監修者プロフィール

三島 渉 (医学博士、横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック理事長)
呼吸器学会専門医/内科学会認定医/禁煙学会専門医/アレルギー学会専門医
医療法人社団ファミリーメディカル理事長

平成9年横浜市立大学医学部卒業。呼吸器内科専門医として活躍する一方、現代医学の限界を痛感。医学研究による解決を目指し、横浜市立大学大学院入学。分子細胞生物学を専門として、がん転移に関連する細胞機能の研究を行い、平成17年医学博士取得。

その後再び臨床の現場に戻るも、症状がひどくなってからでないと来院してもらえない医療の世界の構造的な問題を認識。

「症状がまだ軽いうちに気軽にかかってもらえるクリニックをつくろう」と決意し、平成19年横浜市南区に呼吸器内科専門の「上六ツ川内科クリニック」を開院。病気が進行すると改善が難しい呼吸疾患の早期発見・早期治療の重要性を伝えている。

現在、毎月500人以上の喘息患者と100名以上のCOPD患者を診療。禁煙治療にも力を注ぎ、呼吸器疾患で苦しむ人のいない社会の実現を目指している。年間約100名の禁煙指導を行い、84.6%の禁煙成功率を達成している。

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