関節リウマチは、免疫が異常を起こす「自己免疫疾患」のひとつで、関節を守る組織や骨、軟骨を外敵とみなして攻撃し、壊してしまう病気です。
症状としては主に、手指(指の付け根、指先から二番目)足趾、手首の関節の痛みと腫れが数週間から数か月の間に徐々に起こります。触れると熱感があることもあります。肘や膝の関節にも痛みと腫れがみられます。
痛みは最初、一つあるいは少数の関節から始まりますが、左右の同じ部位の関節に起こるのが特徴です。早期に治療すれば、痛みやこわばりなどの症状がおさまり、関節破壊や変形まで病気の進行を防ぐことができます。
■他の病気と勘違いし、治療が遅れがちです 関節に痛みが生じる他の病気(五十肩、腱鞘炎、通風、変形性関節症、外反母趾など)と勘違いし、関節リウマチの治療を始めるのが遅くなってしまうことが多いようです。早い段階で「リウマチ」だと分かることがとても重要です。
■リウマチを放っておくと、寝たきりになることもリウマチは放っておくと、関節の変形がどんどん進行し、ひどくなると寝たきりになる可能性もあります。また、内臓の病気を発生したり、寿命にも影響することもあります。
1. 寝起きに手指が1時間以上動かしにくい
2. 関節が腫れている
3. 足の指や足の裏が痛む
4. 両肩、両ひざなど、左右同じ箇所が痛む
5. よく口内炎ができる
6. 貧血気味である
全身にたくさんの様々な症状が現れるため、診断が困難と言われるリウマチ・膠原病ですが、関節の痛みやこわばりが気になったら、すみやかに専門医に診てもらうことが大切です。
関節リウマチの治療は近年大きく進化をし、近年確立されつつある、抗リウマチ薬による治療は、専門知識を要することに加え、副作用やリスクについての知識も必要とします。当院では経験豊富なリウマチ・膠原病専門医が診察を担当し、適切な治療を提供いたします。
はじめに、特別な血液検査やX線検査を用いて、リウマチかどうかの診断を行います。
リウマチである場合は、抗リウマチ薬でリウマチの免疫異常を調整・抑制して炎症を抑えます。
早ければ服用を始めて2週間目頃より症状が良くなりはじめます。
この時期に適切な治療を開始できれば関節の破壊は阻止でき、コントロールを続ければ、生活の質を損なうこともありません。
関節の軟骨や骨が破壊されてしまい、関節の脱臼や変形などが生じています。
身の回りのことはできますが、外出時などは助けが必要な状態になります。
投薬でこれ以上の変形を食い止めます。
抗リウマチ薬に加え、生物学的製剤(炎症を鎮めたり、関節が壊れるのを抑える)で治療をします。
車椅子での生活や、もっと重症化して寝たきりに近い状態になっている場合は、投薬で病気の進行を止める治療がメインとなります。
場合によっては、手術を行うこともあります。
当院は横浜市大センター病院をはじめ、各大学・専門病院との提携がありますので、診断によって、適切な医療機関をご紹介させていただきます。
京浜急行線弘明寺駅より徒歩3分
JR東戸塚駅よりバス25分
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前 9:00 ~ 11:30 | 森 三島 |
青木 三田 森 |
三島 石橋 |
黒瀬 三田 吉野 |
新村 三島 |
三島 吉野 河崎(1245) 小林(3) 片山(2,4) |
勢川(1,3,5) 安齋(2,4) 辻村 三島 檜田 |
午後
15:30 ~ 18:00 咳外来新患枠 15:30、16:00 土日祝日 14:00 ~ 16:30 |
森 | 青木 柴田 |
石橋 | 黒瀬 吉野 |
松倉 | 河崎 吉野 勢川 片山 |
勢川(1,3,5) 安齋(2,4) 檜田 |
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ご予約なく来院されますと長くお待たせすることがあります。
当日でも空きがあればご案内できますので、まずはお問い合わせください。
京浜急行線「弘明寺駅」より徒歩3分。
またはJR東戸塚駅東口より神奈中バスで25分、「弘明寺口」下車徒歩1分です。
医師に現在のお体の気になることをお話しください。
医師に現在のお体の気になることをお話しください。
リウマチかどうかを確認するための血液検査を行います。
検査結果は次回の診察の際にご説明となります。
関節の状態を確認するためのレントゲン撮影を行います。
結果は次回の診察の際にご説明となります。
受付でお会計を済ませてお帰りください。
元横浜市立大学大学院 医学研究科 病態免疫制御内科学 教授
第15回国際ベーチェット病会議会長
神奈川県感染症医学会 理事長(平成24年9月~現在)
AIDSネットワーク横浜 顧問(平成24年4月~現在)
神奈川難病財団副理事長(平成19年4月~平成24年3月)
「“地域で患者さんと接しながら、呼吸器内科の専門医療を提供したい”という熱い意欲に負けて医局を送り出しました」
横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック 理事長
医学博士 三島 渉
肺や気管支など呼吸器系の病気の特徴は、進行すると治療が困難になってしまうものが多いです。
その代表的な病気が慢性気管支炎の一種である「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」で、あり日本人の死亡原因の第9位となっています。
そのため、早い段階で呼吸器内科を受診し、適切な治療を行うことが重要です。
咳が止まらない症状をはじめ、どんなことでもお気軽にご相談ください。