横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック

たんが絡んで息が苦しい方へ

たんが絡み息苦しさや咳が続く様子

胸や喉にたんが絡んでいる感じが続き、「息がしづらい」「呼吸が浅くなる」と感じていませんか。

次のような状態に、心当たりがある方もいらっしゃるかもしれません。

  • 胸や喉にたんが詰まっている感じがする
  • 深呼吸をすると、ゴロゴロ・ゼーゼーする
  • たんが切れず、息が浅くなって苦しい
  • 夜や横になると、息苦しさが強くなる
  • 風邪は治ったはずなのに、呼吸が楽にならない

このような症状が続くと、「このまま様子を見ていて大丈夫なのだろうか」「息が苦しいのは気のせいだろうか」と、不安になる方も少なくありません。

たんは本来、気道(空気の通り道)を守るために分泌されるものですが、量が増えたり、粘り気が強くなったりすると、呼吸のしづらさや息苦しさとして自覚されることがあります。

特に、息苦しさを伴うたんが続く場合は、背景に体の状態の変化が重なっていることもあり、一度、今の状態を整理してみることが大切です。

たんが絡んで息が苦しくなる主な原因

たんが増えたり、息苦しさを感じたりする原因は一つとは限りません。
症状の出方や経過によって、考えられる背景が異なります。

気道に炎症が残っている場合

風邪やウイルス感染のあと、熱や鼻水は治まったのに、気道の内側に炎症が残り、たんが増えて息がしづらくなることがあります。

  • たんが喉や胸に残る感じがする
  • 会話や少し動いただけで息が詰まる
  • 夜や明け方に苦しさを感じやすい

このような場合、感染後の気道の炎症が関係していることがあります。

喘息・咳喘息など、気道が敏感になっている状態

気道が刺激に敏感になると、たんが増えたり、空気の通りが悪くなり、息苦しさを感じやすくなります。

  • 冷たい空気で息が苦しくなる
  • 横になると胸が重い
  • ゼーゼー・ヒューヒュー音がすることがある

喘息や咳喘息(せきぜんそく)では、必ずしも強い咳が出るとは限らず、「たんが絡んで息が苦しい」という感覚が主な症状になることもあります。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)など、慢性的な呼吸器の病気

喫煙歴がある方では、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などが関係していることもあります。

  • 慢性的にたんが多い
  • 階段や坂道で息切れしやすい
  • 以前より呼吸が浅く感じる

こうした変化は、ゆっくり進むため、「年齢のせい」と見過ごされがちですが、早めに評価することで、呼吸の負担を軽くできる場合もあります。

心臓や鼻・胃など、呼吸器以外の影響

息苦しさとたんの症状は、肺や気管支以外の要因が関係していることもあります。

  • 副鼻腔炎による後鼻漏(こうびろう):鼻水が喉に流れる状態
  • 胃酸逆流による喉や気道への刺激
  • 心不全による息切れや泡状のたん

このように、見た目だけでは判断が難しいケースも少なくありません。

症状の背景に応じた治療方針

呼吸器の症状に複数の原因が関係していることを示すイメージ

たんが絡んで息が苦しい症状は、原因が一つとは限らず、いくつかの状態が重なって起きていることも少なくありません。

当院では、症状の出方や経過、検査結果をあわせて確認しながら、背景に応じた無理のない治療を行っていきます。

感染後の炎症が関係している場合の治療

風邪やウイルス感染のあとに気道の炎症が残っている場合には、気道の炎症を抑える治療や、たんを出しやすくする治療を行い、呼吸の負担が軽くなるようサポートしていきます。

気道が敏感になっている場合の治療

喘息や咳喘息などで気道が刺激に反応しやすくなっている場合には、気道の炎症を抑え、空気の通りを改善する治療を中心に行います。

症状が安定することで、日常生活で感じていた息苦しさが軽くなるケースも多くあります。

鼻や胃の影響が考えられる場合の治療

副鼻腔炎による後鼻漏や、胃酸の逆流が影響している場合には、原因となっている部位に対する治療を行い、喉や気道への刺激を減らすことで症状の改善を目指します。

慢性的な呼吸器疾患が背景にある場合の治療

喫煙歴のある方などで、COPDなどの慢性的な呼吸器の病気が背景にある場合には、呼吸の負担を軽くする治療や生活面での調整を行いながら、症状と上手につき合っていくことが大切になります。

このように当院では、原因を一つに決めつけるのではなく、今の状態を一つずつ整理しながら、一人ひとりに合った治療を進めていきます。

当院の診療の強み

土日祝日も診療を行う呼吸器内科専門医の診療体制のイメージ

たんが絡んで息が苦しい症状は、検査だけでなく「症状の出方」そのものが大切な手がかりになることがあります。

そのため、どんな場面で息が苦しくなるのか、たんはいつ増えるのか、夜間や運動時に変化があるかなどを丁寧に確認することが重要です。

当院では、土日祝日を含めて毎日、呼吸器内科専門医が診療し、

・息苦しさの出るタイミング
・悪化するきっかけ
・生活環境(乾燥、ホコリ、ストレス など)

まで伺いながら、症状の背景を整理していきます。

必要に応じて、

・呼気NO検査
・モストグラフ
・スパイロメトリー
・胸部レントゲン

などの検査を組み合わせ、原因を早めに把握し、適切な治療につなげることを大切にしています。

当院の診療フロー(来院後の流れ)

横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニックの待合室の様子

たんが絡んで息が苦しい症状は、どんなときに息苦しさを感じるのか、たんがどのように絡むのかによって、考えられる背景が異なります。
当院では、症状の経過を整理しながら、以下の流れで状態を丁寧に確認していきます。

  • 1
    問診

    症状の出方、息苦しさの程度、たんの状態、生活背景を詳しく伺います。

  • 2
    専門医による診察

    聴診や問診内容をもとに、考えられる背景を整理します。

  • 3
    検査(必要時)

    呼吸機能検査や画像検査などを行い、状態を確認します。

  • 4
    説明と治療方針の相談

    検査結果を踏まえ、分かりやすくご説明しながら治療方針を決めます。

当院で実施できる検査について

たんが絡んで息が苦しい症状は、

  • 気道に炎症が残っているのか
  • 空気の通り道が狭くなっているのか
  • 呼吸そのものに負担がかかっているのか

といった、いくつかの要素が重なって起きていることも少なくありません。

当院では、症状の出方やこれまでの経過を丁寧に伺いながら、今の状態を確かめるために、必要に応じて検査を行います。

呼気NO検査(気道に炎症があるかを確認する検査)

吐く息を使って、気道に炎症が関わっていないかを数値で確認します。

透明や白いたんが続いている場合や、感染症が落ち着いたあとも息苦しさが残る場合には、炎症の影響が背景にないかを考える手がかりになります。

モストグラフ(空気がスムーズに流れている状態かを確認する検査)
気道の状態を測定するモストグラフ検査と検査機器

座ったまま呼吸するだけで、気道の中で空気がスムーズに流れているかどうかを確認します。

聴診やレントゲンでは大きな異常が見られない場合でも、「たんが絡んで息が通りにくい」と感じる背景を確認する目的で行うことがあります。

スパイロメトリー(肺のはたらきや息を吐く力を調べる検査)
呼吸機能を測定するスパイロメトリー検査と検査機器

息を吸ったり吐いたりする力を測定し、呼吸そのものに負担がかかっていないかを確認します。

たんを外に出す力が弱くなっていないか、慢性的な呼吸の病気が隠れていないかを考える際の参考になります。

胸部レントゲン(肺や心臓の状態を確認する検査)

たんや息苦しさの原因として、肺炎や心臓の影響など、目に見える大きな異常が隠れていないかを確認します。

気になる病気が隠れていないことを確かめたうえで、次の対応を考えていきます。

必要に応じて専門病院と連携

検査の結果、さらに詳しい評価が必要な場合には、専門病院と連携し、適切な医療につなげています。

たんが絡んで息が苦しい症状は、一つの原因だけで起こっているとは限りません。

当院では、症状の出方と検査結果をあわせて確認しながら、今の体の状態を丁寧に確認していくことを大切にしています。

専門医からのメッセージ

たんが絡んで息が苦しい状態が続くと、
「風邪のあとだから仕方ないのかもしれない」
「しばらくすれば自然に治るだろう」
そう考えて、日常生活をやり過ごしている方も少なくありません。

しかし、たんが切れにくい、息を吸うと胸の奥が重く感じる、呼吸が浅くなったように感じる――そうした違和感は、体からのサインであることもあります。

呼吸器の診療では、たんの量や色だけでなく、
「どんなときに息が苦しくなるか」「どのくらい続いているか」
といった経過が、状態を考えるうえで重要な手がかりになります。

当院では、「たんが多いだけ」と決めつけるのではなく、気道の状態や呼吸のはたらきも含めて、今の体の状況を丁寧に確認することを大切にしています。

「受診するほどではないかもしれない」
「もう少し様子を見よう」
そう感じている段階でも構いません。

早めに確認しておくことで、呼吸が楽になり、安心して過ごせるようになるケースもあります。

たんや息苦しさで日常がつらく感じている方が、「相談してよかった」と思っていただけるよう、一人ひとりのお話を丁寧に伺います。

横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック
理事長・医学博士 三島 渉
横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック 理事長・医学博士 三島渉

まずはお気軽にご相談ください

  • たんが絡んで息が苦しい
  • 呼吸が浅く、疲れやすい
  • 夜や横になると息苦しさが増す
  • 市販薬で改善しない

こうした段階でも受診いただいて問題ありません。

早めに状態を確認することで、呼吸の不安を軽くできる可能性があります。

クリニック案内

横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニックの外観
クリニック名 横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック
アクセス 京急「弘明寺駅」より徒歩3分
JR東戸塚駅よりバス25分「弘明寺口」徒歩1分
予約 完全予約制
電話 045-306-8026
受付時間 平日 9:00〜18:00 / 土日祝 9:00〜16:00
診療時間 【午前】9:00〜11:30(初診のみ11:00まで)
【午後】15:30〜18:00(初診のみ17:30まで)
※土日祝日の午後は14:00〜16:30(初診のみ16:00まで)

よくある質問(Q&A)

Q
たんが絡んで息が苦しいだけでも、受診してよいのでしょうか?
Q
市販の去痰薬や咳止めで様子を見ても大丈夫ですか?
Q
強い咳がなくても、検査が必要になることはありますか?
Q
すぐに重い病気の可能性を心配しなければいけませんか?
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